英文法に対する考えを見直す。文法はルールではなくツールです。

ハンマー 文法
イヌくん
イヌくん

えーん。えーん。

お兄さん
お兄さん

イヌくん、今日はどうしたんだい?

イヌくん
イヌくん

英語がなかなか話せるようにならないよー。

正しい英語を話そうと思うと、すごく時間がかかっちゃうんだ。

お兄さん
お兄さん

正しい英語って何だい?

イヌくん
イヌくん

そりゃ、文法が間違ってない英語のことだよー。

文法が間違ってたら相手に通じないでしょう?

お兄さん
お兄さん

イヌくんはどうやら、文法を「絶対に守らなければならない厳格なルール」みたいに考えてるみたいだね。

ちょっとその考え方を見直してみようか。

文法は法律ではなく法則。上手に活用して効率的に英語を学ぼう

文法は法律ではない

文法には「法」という文字が入っているので、文法は「法律」のように「絶対に守らなければならない厳格なルール」のように捉えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、文法をそのように捉えてしまうと、イヌくんのように「ルールを気にするあまりなかなか英語がしゃべれない」ということになりがちです。

僕は、文法は「法律」ではなく「法則」だと考えています。まず先に文法があって、人々はそれに従って言語を話している、のではありません。順番が逆なんです。人は文法が体系化される遥か以前からその言語を話していました。言語学者がそれを観察する中で、「どうやら人々はこのように話しているらしい」と何らかの規則性を見出して、その法則をまとめたのが文法なんです。科学者が自然を観察する中から、様々な法則を発見してきたのと同じですね。

イヌくん
イヌくん

なるほど。でも、なんでわざわざそんなことしたのかなー?

そもそも文法なんて無ければ、「間違ってるかも?」なんてビクビクしなくて済むのに。

大人の英語学習者にとって、文法は最高のパートナー

子供は言葉を覚えるのに、文法から入ったりしませんよね。子供は周りの大人達が話すのを聞いて、自然と言葉を学んでいきます。でも、それができるのは7歳ぐらいまでの子供だけなんです。年齢とともにその能力はどんどん落ちていき、思春期以降はほぼ無くなってしまうということが、研究によって明らかになっています。

そこで文法が役に立つんです。子供がその柔軟な脳で何千時間もの英語のシャワーを浴びて習得することを、大人はその高度な論理力によって、文法という形で体系的に効率よく習得することができるんです。これって実はすごく便利じゃないですか?

文法はあくまで「観察の結果、どうやらこんな傾向があるらしい」程度のものです。「文法は必ず守らないと英語が通じない」とか、「文法が間違っていると恥をかく」なんて気負わないでください。学習の際には、誰かがまとめてくれた整った文法体系でサクッと効率的に学びつつ、実際の会話では「しょせん一般論だよね〜」ぐらいの軽い気持ちで受け止めてガンガン間違えちゃえばいいんです。文法的に完璧な英語を話す人なんて、ネイティブでもいませんから!

イヌくん
イヌくん

なるほど!そう考えると文法ってすっごく便利だね!

まとめ

  • 文法は従うべきルールではなく、便利に使いこなすべきツールです!
  • 文法の便利さをありがたく享受して英語を効率的に勉強しましょう!
  • 実際に話すときには文法をそこまで気にしなくても大丈夫!文法通りに話している人なんて誰もいませんから!

 

コメント