こんにちは。ゆう(@honkiku1)です。
2013年に駐在員としてサンフランシスコに赴任し、Amazonシアトル本社への転職を経て、現在はスタートアップでプロダクトマネージャーとして働いています。
そんな経験を活かし、このブログではアメリカで就職するためのポイント、アメリカでの仕事や暮らし、英語の学習方法などについて日々紹介しています。
実は、Amazon在籍中は会社に遠慮してしまい、どうしても紹介できなかったサービスがあります。
でも本当はずっと昔から(それこそAmazon入社前から)愛用していて、ずっとずっと紹介したかったサービスなんです。
それが、Audiobook.jpです。
結論から言うと、日本語書籍を聴くならAudibleよりAudiobook.jpが圧倒的にオススメです!
「なかなか読書の時間を取れない」とお悩みの方や「日本の本は高くて」とお嘆きの海外在住の方には特にオススメです!
Audiobook.jpってなに?
Audiobook.jpとは、株式会社オトバンクが運営する日本最大級のオーディオブック配信サービスです。
実は現在のAudiobook.jpという名称に変わったのは2018年で、それ以前はFebe(フィービー)というサービス名で運営されていました。
ちなみに僕はFebeの頃から愛用しています(古参アピール)。
オーディオブックといえばAmazon Audibleのイメージが強いかもしれませんが、Audiobook.jpは2007年にサービスを開始(当時はFebe)。
Audibleが日本にやって来るはるか前から、日本のオーディオブック業界を牽引してきたんです(Audibleの日本でのサービス開始は2015年)。
Audiobook.jpをオススメする3つの理由
日本語の書籍を聴くなら、AudibleよりAudiobook.jpの方が圧倒的にオススメです!
理由は:
- 圧倒的に安い
- 聴き放題プランで色んな本を聴ける
- 図表などの添付資料が見やすい
① 圧倒的に安い
Audibleと比較して、Audiobook.jpのオーディオブックは圧倒的にお安く購入できます。
例えば『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』で比べてみると、
- Audible: 3,500円
- Audiobook.jp: 1,980円
となっています。
Audiobook.jpのオーディオブックは基本的に紙の本の価格と同じに設定されている一方、Audibleのオーディオブックは3,000〜3,500円程度に設定されているようです。
また、Audiobook.jpではオーディオブックのセールが頻繁に開催されており、対象商品は通常の50%オフなどで購入できます。
更に、次の②で述べる「聴き放題プラン」も、Audibleが月額1,500円なのに対しAudiobook.jpは625円*と、半額以下の価格設定になっています。
*年額払いの場合の1ヶ月あたりの金額。月額払いの場合は880円
② 聴き放題プランで色んな本を聴ける
Audiobook.jpでは、月額625円で「聴き放題プラン」に加入できます。
「聴き放題プラン」加入中は、1万5千冊程度の対象書籍が聴き放題になるため、
- 興味をひかれた本はとりあえず片っ端から聴いてみる
- 全体を読むのではなく関心のあるパートだけを聴く
といった贅沢な聴き方が可能になります。
Audibleにも月額1,500円の「Audible会員」というプランが存在するのですが、こちらは聴き放題というわけではなく、毎月1冊好きなオーディオブックをもらえるとうサービス内容なので、上記のような聴き方はできません。
(正確には、Audibleの場合は聴き終わった本を返品すればまた別の本をもらえるという裏技が存在するのですが、そこそこ手間がかかるので色々な本を取っ替え引っ替え聴くという使い方には不向きです)
③ 図表などの添付資料が見やすい
ビジネス書などではグラフや表などが頻繁に使用されます。
これらを音声で表現するのはちょっと無理があるので、オーディオブックの場合、図表については音声ファイルとは別にPDFなどの添付資料としてダウンロードして参照することが多いのですが、Audibleと比べてAudiobook.jpは添付資料が圧倒的に見やすいです。
アプリのUIが洗練されていて参照すべき図表をすぐに開くことができます。
一方、Audibleは昔と比べればだいぶ改善されましたが、まだまだ見やすいとは言いづらい状況。
その上Audibleだと、オーディオブックによってはそもそも図表が添付されていないこともあります。
Audiobook.jpの始め方
Audiobook.jpの始め方はめちゃくちゃ簡単です。
①まず、こちらのリンクからアプリをダウンロードします。
iOSでもAndroidでもどちらでも対応しています。
②アプリを起動したら、アカウントを作成します。
メールアドレスとパスワードでも作成できますが、Facebookアカウントがあればそれを使って作成した方がパスワード入力の手間が省けてGoodです。
③アプリにログインしたら、「2週間無料で聴き放題プランを試す」というリンクをタップして説明ページを読み、「2週間の無料体験をはじめる」ボタンをタップします。
「聴き放題プラン」は初めの2週間は無料で試せるので、とりあえず入っておくと良いと思います。
「聴き放題プラン」無しだと、Audiobook.jpの本当の良さは分からないかもしれません。
Audiobook.jpのオススメの使い方
とりあえず聴いてみる
「聴き放題プラン」を活用して、気になった本はとりあえず片っ端から聴いてみると良いです。
特に、普段自分ではあまり読まないようなジャンルを意識して読んで(聴いて)みると、それまで知らなかった新しい世界が広がってめちゃくちゃ楽しいです。
僕はもともとビジネス書しか読まなかったのですが、Audiobook.jpで小説にハマりました。
やはりプロの朗読で読むと臨場感が違いますね。
ながら聴きする
オーディオブックの最大の利点は、何かをしながら本を読むことができる点。
通勤しながら、ジョギングしながら、家事をしながら、筋トレしながら…。
忙しい毎日でも、オーディオブックなら時間を有効活用して情報をインプットできます。
僕の場合、オフィスに通勤していたころは通勤にかかる往復3時間はまるまる読書タイムになっていましたし、通勤が無くなった現在でもジムの行き帰りの時間や家事の時間など、ちょっとしたスキマ時間を見つけては読書に充てています。
(ちなみに家事をしながらのながら聴きにはAirPods Proがめちゃくちゃ便利です)
– 包み込むようなサウンドを生み出すアクティブノイズキャンセリング
– 周囲の音が聞こえて、今起きていることがわかる外部音取り込みモード
– 装着感をカスタマイズできるように、ソフトな先細のシリコーン製イヤーチップを3つのサイズで用意
– 耐汗耐水性能
また、アメリカだと国内旅行で1日10時間ロングドライブすることもよくあるので、そんな旅のお供にもAudiobook.jpは欠かせません!
本だけでなくニュースも
Audiobook.jpで聴けるのは本だけではありません。
「聴き放題プラン」に入っている「聴く日経」は、日本経済新聞の朝刊から、重要なニュースを厳選して平日毎朝6時に配信してくれます。
通勤中にその日の重要なニュースをサクッとインプットできます。
倍速で効率的に聴く
Audiobook.jpのアプリでは、オーディオブックの再生速度を0.5倍から最高4倍まで設定することができます。
慣れれば2〜3倍くらいでも普通に聴き取れるので、これによって更に効率的に読書することができます。
Audiobook.jpとAudibleとの使い分け
このようにサイコーすぎるAudiobook.jpなのですが、英語の書籍はあまり無いのが現状です(語学ジャンルで英語の小説がある程度)。
僕の場合、日本語の本を聴きたければAudiobook.jp、英語の本ならばAudibleというように使い分けています。
KindleとAudibleを併用して英語の速読力とリスニング力を鍛える方法を以前紹介したので、もし興味があれば下記の記事も読んでみてください!
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まとめ
以上、日本最大級のオーディオブック配信サービス、Audiobook.jpを紹介してきました。
まとめると以下のとおりです。
- Audiobook.jpはAmazon Audibleと比較して価格が安く、「聴き放題プラン」で色々な本が聴ける上に、アプリの使い勝手も優れている
- 「聴き放題プラン」は初回2週間は無料で試せるので、とりあえずプランに加入して何冊か聴いてみるのがオススメ
- 紙の本や電子書籍と異なり、オーディオブックは耳さえあいていればいつでも読書可能
- 本だけでなく「聴く日経」でニュースのキャッチアップにも利用できる
- 日本語の本ならAudiobook.jp、英語の本ならAudibleという使い分けがオススメ
オーディオブックで耳の空き時間を上手に利用すると、インプット効率が格段に向上します!
だまされたと思って、まずはアプリをインストールしてみてください!