アメリカ人の働き方。どうして彼らは17時に帰宅するのか?

ヘッドフォン 仕事
イヌくん
イヌくん

まったくもー・・・。ぷりぷり。

お兄さん
お兄さん

イヌくん、そんなにぷりぷりしてどうしたんだい?

イヌくん
イヌくん

聞いてよ、お兄さん。

週に1度、サンフランシスコ本社とのミーティングがあるんだけどね、始まるのが朝8時なんだよ。信じられる?

お兄さん
お兄さん

確かに、ちょっと早めだよね。

イヌくん
イヌくん

こっちはいつも朝10時頃に出社なのにさ〜。

2時間早く来るのはけっこう辛いよ。

お兄さん
お兄さん

それって、本社側だと何時なの?

イヌくん
イヌくん

夏時間だと、夕方の16時なんだって。

こっちの始業時間に合わせて、18時開始にしてくれたっていいと思わない?

お兄さん
お兄さん

あー。なるほどねー。

それはちょっと難しいかもね〜。。。

イヌくん
イヌくん

えー!18時なんて、夜はまだこれからって時間じゃない!

日本人とアメリカ人の働き方の違い

日本人とアメリカ人の働き方や仕事に対する考え方はかなり違うので、慣れないと初めは戸惑うことが多いです。僕も日本の会社に勤めていた頃、アメリカ支社との早朝ミーティングにはかなり文句を言っていました。しかし、自分がそのアメリカ支社で働き出すと、「まあ、あれも仕方なかったな」と理解できました。

アメリカ人は平日でも必ず夕食は家族ととる

僕は日本で仕事していた8年間は、朝は10時頃に出社し、夜は終電で帰るという生活を送っていました。平日に仕事以外の予定を入れるというのは考えられなかったです。でも、それが当たり前だと思っていたし、仕事も楽しかったので、少しも苦ではありませんでした。

アメリカで働くようになって驚いたのは、帰宅時間の早さ。みんな17時ごろには帰り始め、18時ぐらいには誰もいなくなってしまいます。僕も、初めこそ20時ぐらいまで残って仕事していたりしたのですが、そのうち寂しくなって19時前には帰るようになり、今は遅くても18時には帰路についています。

アメリカ人は家族をとても大切にします。夕食を家族ととらないという発想がそもそも無いように見えます。では仕事時間が短いかというと、必ずしもそんなことはありません。夕方早く帰って子供と遊び、家族と夕食をとって子供をお風呂に入れ、子供が寝たら自分の部屋に戻ってまた仕事をする、というスタイルが多いようです。週末に仕事している人もけっこういます。

プライベートの予定を先に入れてから仕事を調整する

日本でも最近は意識が変わりつつあるのかもしれませんが、仕事とプライベートの捉え方も、日本人とアメリカ人では大きく違います。日本人が休暇を取るときは、なるべく仕事が忙しくなさそうな時期を選んで、だいたい3日〜5日ぐらいの休みをとるのが一般的かなと思います。

アメリカ人の場合、仕事のことは一旦忘れて、まずはプライベートの予定を先々まで入れてしまいます。しかもけっこう長期の休みをとることが多く、2〜3週間はざらで、1ヶ月休んでも別に驚きません。そして、そのプライベートの予定を所与の前提条件として、仕事のスケジュールを立てるのです。

サービスのリリース直前の最も重要な時期にプロジェクトの重要メンバーが「俺、来週から3週間休暇だから」と言って旅立ってしまうことも全く珍しくありません。残ったメンバーも別に文句を言うわけでもなく、「彼は休暇だからしょうがないよねー」という雰囲気です。社会全体に、「プライベートは仕事よりも優先されるべき」という考え方が行き渡っているんですね。

働き方もかなり柔軟

平日の仕事のしかたも、日本と比べるとかなり柔軟です。日本でも最近は在宅ワークを許す企業が出てきているみたいですが、それでも基本的には仕事は会社に出社してするものという認識が根強いと思います。アメリカでは、前述の「プライベートが最優先」という考え方と「成果を出せばやり方は自由」という考え方があいまって、在宅ワークがかなり一般的となっています。

在宅ワークのことをWFH(Work From Home)と言うのですが、毎朝チームのメーリングリストには「誰々WFH today」みたいなメールが飛び交います。しかもその理由が、「宅配便受け取らなきゃいけないから」「歯医者の予約があるから」みたいなものが多いです。日本でそんなこと言ったら、「じゃあ終わったら会社来いよ!」とか「そもそも平日にそんな予定入れるなよ!」って怒られちゃいそうですよね。

また、特に理由が無くても、「今日は一人で作業に集中したいから」とか「通勤時間を作業にあてたいから」みたいなものでもOK。僕もアメリカに来た当初は部下に「特別な理由が無い限りは極力出社するように」と言っていましたが、今では僕自身が「今日はミーティング無いから家で作業するね」みたいに頻繁にWFHを活用しています。

まとめ

  • アメリカでは仕事は17時ぐらいには切り上げて、夜は家族や友達と過ごすのが当たり前です。
  • アメリカ人はまず休暇の予定を先々まで決めてしまい、それを前提として仕事の予定を立てます。
  • オフィスで仕事をするというのは必須ではなく、成果が上がるなら環境はどこでもいいという考え方です。

アメリカ人と仕事をする上では、このような「彼らの常識」を理解しておくことが重要です。一方で、彼らに対しても「こちらの常識」というのを伝えてあげて、双方が気持ちよく仕事できる環境を作っていきたいですね。

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