こんにちは。ゆう(@honkiku1)です。
2013年に駐在員としてサンフランシスコに赴任したものの赴任先の支社が倒産。半年間に渡る就職活動の末、現在はAmazonのシアトル本社でプロダクトマネージャーをしています。
そんな経験を活かし、このブログではアメリカで就職するためのポイント、アメリカでの仕事や暮らし、英語の学習方法などについて日々紹介しています。
前の記事でお話ししたとおり、TOEICはわざわざそれ用の勉強をしなくても、ちゃんと英語力を高める勉強をしていれば普通に高得点が狙えるテストです。
こんにちは。ゆう(@honkiku1)です。 2013年に駐在員としてサンフランシスコに赴任したものの赴任先の支社が倒産。半年間に渡る就職活動の末、現在はAmazonのシアトル本社でプロダクトマネージャーをしています。 そんな経[…]
でも、英語は普通に使えているのにTOEICのスコアはいまいちぱっとしない残念な人達が一定数存在するのもまた事実です。
今回はそんな人たちが陥りがちな3つのパターンとその克服方法をご紹介します。
パターン1:テストを受けるのが下手
よく見かけるのが、「テストを受けるのが下手」というパターン。
1問ずつ丁寧に設問を読んで、各問題に真摯に向き合う。
問題文は初めから終わりまできっちり読み、分からない問題は文章を何度でも読み返して、じっくり時間をかけて回答する。
その結果、時間が足りなくなってしまい、最後の何問かは塗り絵になってしまう。
これじゃダメですよね。
こういうクソ真面目な人は、僕は人間的には好きですが、やはりスコアを狙う上では不利になってしまいます。
これはまったく自慢にならないんですが、僕はテストを受けるのが超得意です。
大学受験を通して得た、テストを効率的に解く能力が体に染み込んでいるんだと思います。
多少実力が伴わなくても、テストだけは高得点が取れてしまうという特異体質の持ち主なんです。
TOEICで初回からそこそこ高得点が取れたのも、おそらくこの特異体質のおかげでしょう。
処方箋:各パートの傾向と対策をしっかり把握しよう
そんな特異体質を持っていない人は、やはり事前にある程度の準備はしていった方がいいと思います。
全体を通して、
- 設問なんていちいち読まない
- 問題文は必要な箇所だけ読む
- ある程度考えても分からない問題は、切り捨てて先に進む
といったようなことは基本でしょう。
下で紹介する教材を使って、パートごとの傾向と対策もしっかり把握しておきましょう。
おすすめの教材
はじめてのTOEIC L&Rテスト 全パート総合対策
本書の特徴
「攻略ポイントがひと目でわかる!」
問題の「どこ」を見れば正解できるのか? 放送の「どこ」が聞きければ正解できるのか? 本書では、矢印や線・見やすいカラーでポイントを視覚化し、問題を「見て」攻略していきます。
覚えたあとは実戦あるのみ!
攻略法を覚えたあとは実戦練習。「知っている」攻略法が「使える」攻略法に変わります。全パートの特徴を知りつくした著者が、徹底的にこだわり抜いた問題だけを厳選収録しています。
『TOEICテスト公式問題集』を解くことで各パートの傾向を掴んでもいいのですが、その前にこの教材で全体を概観した方が効率がいいです。
おすすめポイント
- 各パートの攻略ポイントが分かる
- 当日の流れ・時間配分が分かる
- スコアを上げるためのテクニックが身につけられる(「○○がでたら、○○を待て!」など)
TOEIC(R)テスト公式問題集
練習テスト2回分(400問)を収録。参考スコア範囲換算表付き。
公式スピーカーによる音声付き(ダウンロード可)。
2016年5月の出題形式の変更により追加された問題を中心に29問のサンプル問題収録。
TOEIC L&R公開テストの開発機関であるEducational Testing Service(ETS)が、
TOEIC L&R公開テストの制作と同じプロセスで制作した問題を掲載しているから、
クオリティーは本番同様。実力を発揮してもらうための工夫も満載です。
何らかのテストを受ける上で、過去問もしくは模擬テストを全く受けないということは僕的にはありえません(でも、一定数いるのでびっくりです)。
もし時間が無くてあれこれ手を出せないのであれば、この公式問題集を徹底的に練習しましょう。
おすすめポイント
- ETS(TOEICの開発機関)が制作しているため、本番同様のクオリティの問題で練習できる
- リスニング問題の話者も公式と同じ話者を採用
- TOEICの新形式に対応
パターン2:文法の理解があいまい
もう1つの残念パターンは、文法の理解があいまいで、文法問題をぽろぽろ取りこぼすというものです。
英語を流暢に話す人でも、実はちょいちょい文法ミスは犯しています。
普段の会話では、文法を気にしすぎているとコミュニケーションが滞ってしまうので、文法はある程度無視して話してしまうことが多いです。
しかし、いつしかその間違った文法が自分の中で定着してしまうと、文法問題を解くときに困ったことになってしまいます。
処方箋:文法の復習と問題演習をしよう
このパターンに該当する人は、まずはきちんと文法のおさらいをしましょう。
僕も実は最近ちょっと文法が壊れ気味になってきているので、下で紹介している教材で文法の復習をしています。
TOEICだけでなく、普段の会話でも、より自信を持って発言できるようになりますよ!
また、回答のコツをつかむために、ある程度の問題数をこなした方がいいです。
これによって、例えば選択肢を眺めただけで、問題文のどこを確認すればいいか瞬時に把握できるようになります。
おすすめの教材
スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)
スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)
公式サイト:https://eigosapuri.jp/
僕は基本的に独学は書籍で十分だと思っている派なのですが、英文法に関しては、講義の方がはるかに理解しやすいです。
大学受験用のスタディサプリもあり、これもすごくいいのですが、TOEICのスコアアップを狙うなら、このTOEIC対策コースがいいかなと思います。
今なら7日間無料でお試し可能です。7日間講義受けるだけでも、全く違ってくると思います。
おすすめポイント
- とにかく分かりやすい講義
- TOEIC本番同様の問題集を、模試20回分相当以上収録
- 7日間無料でお試し可能
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
文法対策の決定版、ベストセラーとなった『でる1000』の〈増補カラー版〉が登場!
●1) 圧倒的な質と量
新形式開始後も毎回受験、毎回990点満点。そんなTEX加藤先生の著作は、クオリティの高さから、読者の圧倒的支持を得ています。本書は、しかも、1049問収録でボリュームもスゴイ! ! Part 5で出題される文法事項を網羅した1冊です。
●2) 論理的でわかりやすい
正解への道筋を、1つひとつていねいに解説。間違い選択肢がダメな理由まで説明しているので、腹の底から納得できる内容です。これまでなんとなく解いていた問題を、論理的に、しかも素早く解答できるようになります。
講義で文法を理論的に理解したあとは、とにかく問題量をこなすことで回答の勘をつかみましょう。
おすすめポイント
- 1049問に及ぶ圧倒的な物量
- 懇切丁寧な解説で1問1問きっちり理解できる
まとめ
以上まとめると、以下のようになります。
- 英語ができてもTOEICで点が取れない人は、テストに慣れていないか文法が曖昧かのどちらか、もしくは両方
- 各パートの攻略法を掴んで、速く正確に回答できるようになろう
- 文法は理論を一通り復習したあとは、ひたすら問題数をこなすことで回答の勘を身につけよう
TOEICはアメリカ就職を目指す上で避けては通れません。
自分の弱点を把握してピンポイントに対処し、効率的にTOEICを攻略していきましょう!